知らないと損する保険

最低の保険営業マン。こんな医療保険の提案は絶対にやめろ!

今日はダメな医療保険の入り方についてお話ししたいと思いまます。

実際に僕が保険の見直しのコンサルをさせて頂いたお客様の話になります。

 

そのお客様は20代後半の女性で会社員です。

職場の同僚に外資系保険営業マンを紹介され医療保険と外貨建て終身保険を提案されていました。

その保険が本当に自分にあったものなのか疑問に思っていたようです。

 

そんな時YouTubeの僕の動画を見て、
僕に保険の見直しのコンサルのご依頼をして下さったそうです。

その営業マンの提案内容を見たところ。

 

ひどい。

 

ひどすぎる。

 

唖然としました。

その内容をお話しします。

外資系保険営業マンが好きな短期払い

保険料の支払い方法にはいくつか種類があります。

《ケース1》
亡くなるまで一生保険料を払い続けて、
保障も一生続くタイプ

《ケース2》
60歳または65歳まで保険料を払い込んで、
その後は一生保障が続くタイプ

《ケース3》
10年の短期間に保険料を払い終え、
その後一生保障が続くタイプ

 

この女性の場合は《ケース3》の短期払いを提案されていました。

保険料は払込み期間が短ければ短いほど、
保険料払い込み累計額は安くなります。

 

上記のケースで同じ保障内容の保険の保険料の累計額を比べると、

《ケース3》<《ケース2》<《ケース1》

ということになります。

 

この営業マンは短期間に払い終えた方が安くなるという面をメリットとして
伝え提案していたのでしょう。

 

しかしここに大きな落とし穴があります。

 

保険料は10,000円ちょっと。

10000円×12ヶ月×10年=120万円

10年間で120万円を支払うことになります。

 

保険はそもそも万が一が起こった時に、
生活に困窮することがあっては困るので
その経済的リスクに備え入ります。

この女性の場合、もし万が一のことが起こった場合でも以下3つの国の制度が使えます。

・高額療養費制度
・傷病手当金
・付加給付

 

最強の公的医療制度【高額療養費制度】

 

会社員の方は必見!傷病手当金と付加給付

高額療養費と付加給付制度を使うと

1ヶ月にかかる医療費の自己負担が

3万円程度で済んでしまいます。

 

さらに会社員なので傷病手当金が国から保障され
給料の約2/3が受け取れます。

 

そこから医療費は十分払えますし、
安定してお給料がもらえるお仕事についていらしたので、
月3万円が払えなくて生活が困窮することは考えられません。

そのような方に対して月1万円の保険を提案するのってどうなのでしょう?

 

しかもその女性は高額療養費制度の話すら営業マンに聞いていなかったようです。

話すと医療保険が不要だと思われてしまうからです。

営業マンのモラルを疑います。

 

10年で120万円を投じる事に意味はあるか?

この女性は20代で健康。
しばらくは病気になる確率は極めて低いです。

病気になる確率が低い10年間で、
使う確率が低い保険に120万円のお金を投じることになります。

 

であれば、普通に考えて毎月1万円貯蓄した方がいいと思いませんか?

 

この1万円を資産運用に10年回せば資産を増やす事だってできます。

10年間で120万円も貯めれてたら今後医療保険は必要ありません。

 

そもそもこの女性の場合は、国の保障で十分病気や怪我のリスクに対応できるので、
医療保険は必要ありません。

それを分かりながら保険を売るってやばくないですか?

 

提案した医療保険が使い物にならなくなったら?

この短期払いにはもう一つ大きな問題があります。

それは、
この医療保険が使い物にならなくなった場合どうするか?
です!

どういうことかというと、
民間保険は国の保険制度や医療体制を基準に作られています。

 

一昔前は入院日数が長かったため、
医療保険の適応が『入院4日目から〜』というのが一般的でした。

ですが現在においては入院日数は年々短くなっています。
そのため、昔の医療保険に契約している人は、

3日で退院したから保険給付金が下りなかった。

ということが起こってきました。

そうすると、

民間保険会社は国の医療体制に合わせて新しい保険を作るので、
『入院1日目から保障される医療保険』
を作り今はそれが一般的になっています。

 

つまり10年間で120万円を払い買い取った保険が、
10年後以降使い物にならないということが起こり得るということです。

 

実際にあった事なので今後もどうなるかは分かりません。

120万円払って買った保険が払い込みが終わってから使えなくなったらどうしますか?

120万円ドブに捨てるようなものです。

それなら終身払いや65歳まで払込の契約にして月の保険料を安くし、
保険が使い物にならなくなったら乗り換える方がまだましです。

 

そしてさらには昔医療保険に加入して、使い物にならなくなった人たちに

保険営業マンは新たな医療保険を売りに行きます。

『入院1日目から給付金が降りるいい保険が出たので切り替えましょう』

お客さんは使えない保険に入っていても仕方ないので切り替えます。

 

このように保険営業マンは新しい保険が出たら
それを契約させようとしてきますので、
もし仮に新しい保険に切り替えるとしても、
月の保険料が安く済む支払い方法の方がダメージは少ないのです。

 

短期払いで月の保険料が高くなるような保険契約は絶対におすすめしません。

保険営業マンが短期払いを契約させたい裏話

ではなぜ保険営業マンは短期払いを勧めるのでしょうか?

それは、
お客様の月の保険料が高ければ高いほど、自分の給料が増えるからです。

外資系保険営業マンの給料は、お客様の保険料で決まります。

 

この場合、終身払いや65歳までの払込みにしてしまうと、

累計保険料が多く分割されるので、

月々の保険料が安くなります。

そうなってしまうと保険営業マンの歩合は少なくなるのです。

 

歩合が欲しいこの保険営業マンはなんとしてでもお客様の月の保険料を高くして

自分の歩合を多くもらいたいのでこの短期払いという契約方法にしたのでしょう。

 

最悪です。

 

もはやお客様のことなんか1ミリも考えていません。

 

 

とても親身に話を聞いてくれ、

自分のことを思って保険を提案してくれるように見えますが、

それはあなたから信頼を得て、最終的に保険を売るためです。

内心あなたのことを考えていないですから騙されないでくださいね。

 

 

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