今回は外貨建て終身保険について考えていきたいと思います。
僕が保険営業マンだった頃、
投資の知識が全くないお客様に外貨建て終身保険の話をすると、とても魅力的な商品だと感じる方が多くいました。
中にはそんな美味い話なんかないと、逆に怪しまれることさえありました。笑
まずどんな保険なのか見ていきましょう!
外貨建て終身保険とは
毎月日本円を金利の高いドルに変えて積み立て運用する事で資産を増やすことを目的としています。
子どもの進学資金を準備したり、老後の生活資金を準備する為に使われていたりします。
が!
結論から言うと、外貨建て終身保険は不要です!
まずデメリットから見ていきたいと思います。
為替リスクがある
外貨建て終身保険は解約し解約返戻金を受け取る際に為替の影響を受けます。
ドルから円に変える際、
円高であれば資産は減り、円安であれば資産は増えます。
契約時
100円=1ドルだとしてそれが受け取り時
80円=1ドルの円高であれば減り、
120円=1ドルの円安になれば増えます。
ドルベースでの元本保障がされていたとしても、
円に換算した時に元本割れする可能性はありますから注意が必要です。
中途解約で元本割れする
契約してから10年以内に解約する場合は手数料、諸費用を払っている段階なので返礼率が低く、元本割れをすることがほとんどです。
コロナの影響で収入が減り、外貨建て終身保険を解約したいという方が増えています。
その際に販売する側の説明不足によって、思っていたよりも返ってくるお金が少なくトラブルになる事例が増えているようです。
保険会社だけでなく銀行でよく販売されます。
預金の積み立て感覚で加入してしまい、解約した販売する側の説明不足いと思った時に損をする事を知りこれまたトラブルになる事が多いです。
高齢者の方に多いようですね。
https://www.asahi.com/articles/ASN7Y6RLTN7YULFA021.html
銀行だからと言って安心してはいけません。
彼らは手数料ハンターです。
外貨建て保険を販売して保険会社から得られる手数料はなんと6~9%
8%だとして
1000万一時払いで払うとその中の80万円は手数料と言うことになります。
外貨建て終身保険の中身とは
つまるところ外貨建て終身保険の中身はぼったくりの投資信託の様なものです。
払い込む保険料の一部は死亡保障に充てられ、
さらに保険料の中には保険会社が会社を運営維持する為の費用や、人件費、CM代なども含まれるので、
純粋に投資信託で積み立てをするより資産が増えないというのはイメージして頂ければわかると思います。
保険は保険
貯蓄は貯蓄
投資は投資
で分けて考えないと損をします。
お金を増やしたいのであれば手数料の低い投資信託を積み立てNISAやiDeCoなどの制度を使って運用しましょう。
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