今回はタイトル通りがん保険は必要か？
考えていきたいと思います！
現代では日本人の２人に１人がガンになる。
と言われています。
がんは他の病気に比べてお金がかかりますよーなんて具合に、
保険のCMも営業マンも相当不安を煽ってきます。笑
動画も撮りましたので良かったらご覧ください！
２人に１人はがんにならない！
確かに２人に１人はガンになりますが、
裏を返すと２人に１人はガンにならないことになります。
５０％の確率です。
例えば掛け捨ての保険料3000円のがん保険に加入するとして、
30年間払い続けます。
3000円×12ヶ月×30年＝1,080,000円
100万円以上払い込むことになります。
50%の確率で100万円が無駄になるんですね。
であれば毎月3000円貯金した方が良いのでは？
と思いませんか？
その根拠をお話します！
何歳でがんになる可能性が高いのか？
確かに２人に１人はがんになりますが、
それは一生涯を通してみたらと言うことです。
何歳が一番がんになりやすいのでしょうか？
表にしてみました。
元データ：累積死亡リスク
男性でみて見ると、
20〜30歳でがんになる確率、0.3%
30〜40歳、0.6%
40〜50歳、1.6%
50〜60歳、5.4%
60〜70歳、16.2%
70〜80歳、31.7%
60歳からががんになる可能性が高まってきます。
ご覧いただいてわかるように若いうちにがんになる確率が非常に低いんです。
だとしたら60歳までに十分な貯蓄をしておけば問題ない様に思いませんか？
次にがんになったらどのくらいお金がかかるのかみてみましょう！
がんの治療費
みなさんCMや営業マンから煽られるので、
がんの治療には何百万円もかかるんじゃないかと思っている方
多いんではないでしょうか？
でも思い出してください。
日本の公的医療制度はかなり厚いんでしたよね？
高額療養費制度思い出してください！
傷病手当金、会社によっては付加給付の制度もありましたよね？
忘れた方は見直してみて頂けたらと思います。
がんであってももちろん高額療養費制度は使えます。
そうするとがんでかかる医療費はこの様になります。
一番右の列が高額療養費制度を使った時の自己負担です。
がんであっても1ヶ月の自己負担は9万円以下になります。
えっ！こんなもんしかかからないの？って思いません？
でも長期化したらどうなするんだ！
と言われそうですね。
僕は叔母をがんで亡くしているのですが、
叔母にがんが見つかった時、すでにがんはかなり進行していて
末期のステージ４でした。
そこから治療を始めて1年半生きることができたのですが、
その間は入退院を繰り返していました。
1年半と言ったらがんの治療の期間で言うとかなり長い方です。
1ヶ月にかかる医療費が9万でも1年半続いたら160万ですので、
なかなか大変です。
ですが高額療養費制度には続きがありまして
４回目の適用からはさらに自己負担が軽くなり、
1ヶ月44,000が上限になります。
そうすると１年半でのがんの治療費自己負担総額は
ざっくり93万円です。
叔母は会社員だったため、傷病手当金を1年半受け取れました。
その中から医療費は十分に支払うことができたのです。
この様に僕の親族の経験談からもがん保険は不要だと考えます。
3000円のがん保険30年払い込んで108万です。
50%の人は払うだけ払って保険を使わずに終わります。
保険に入ったからと言ってがんが治るわけではありません。
お金が入ってくるだけです。
だったらやはり貯金で対応した方が良いように思えますね！
3000円を30年間複利5%で長期運用したら
2,496,776円になります。
運用して増やしておいた方がいろんな使い道がありますよね。
どうしても不安だと言う方は加入しても良いと思います。
最終的には個人の判断になりますから！
ということで今日はこの辺で！
本日もありがとうございました！
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