前回の記事で投資信託をドルコスト平均法で買いましょう！
という話をしました。
そして最後に長期積み立て投資をしたら
どのくらい増えるのかシュミレーションしてみました。
複利の力はすごいと実感して頂けたのではないでしょうか？
そして最後に投資で増えた運用益には税金がかかるという話もしましたね。
その長期運用で複利の力を使って増大きく増えた資産に対し支払う税金も多い。汗
そこで活用するのが積み立てNISAです。
運用益に対する税金が非課税
例えば30000円を20年間積み立て投資し、５％の利回りで運用できた場合。
20年後には12,331,010円になっています。
元本が7,200,000円ですから、
純粋に運用で増えたお金は
5,131,010円になります。
ここに税金がかかります！
約２０％で計算すると
1,026,202円税金を払わなければいけなくなりますが、
積み立てNISAを活用した場合非課税となり、
1,026,202円は払わなくて良いということになります。
これかなり大きいですよね？
積み立てNISAとは
積み立てNISAという名前が先行しているので、
積み立てNISA自体が投資の名前だと思っている方も多いのですが、
そうではなく、積み立てNISAとは非課税口座の名前になります。
投資信託を買い付ける口座の名前ということですね！
積み立てNISAの他にNISAもありますが、
この非課税口座は1つの証券会社でどちらか一つしか作れません。
例えば楽天証券で積み立てNISA口座を作って、
SBI証券でも積み立てNISA口座を作るということはできないということですね。
積み立てNISAの特徴
積み立てNISAの特徴として、
年間に買い付けできる金額は40万円までと決まっています。
ですので、月々積み立て投資をするとしたら
月で最高33,333円ということになります。
それ以上投資信託を買いたい場合は、
積み立てNISA口座では買えなく、通常の口座で購入することが可能です！
年間40万円までなら投資信託を何個でも買えますが、
あくまで積み立て投資用の口座なので、
一気に40万円分を買うことはできません。
20年間運用益が非課税
積み立てNISAの特徴その２として20年間は
運用で増えた利益に対しての税金がかかりません。
では20年経過したら全て売却しなくてはいけないかというと、
そうではありません。
普通口座に移して保有することができます。
普通口座では税金が20.315%かかりますが、
積み立てNISAから通常口座に移した場合、
その全てに税金がかかる訳ではありません。
上の例の数字でいうと、積み立てNISA口座で最終的には
資産が12,331,010円になりました。
そして運用で5,131,010円増えたことになりますが、
ここには20年経過した後も税金はかかりません。
例えば通常口座に全て移したとして10年はそのまま利回り5%で運用したとします。
すると12,331,010円が20,309,291円に増えます。
10年で7,078,281円運用で増えたことになりますが、
この7,078,281円に対してのみ税金がかかることになります。
積み立てNISA時代の利益には非課税と覚えてください！
買える投資信託が決まっている
積み立てNISAでは購入できる投資信託が決まっていてリストアップされています。
自由に選べないのはデメリットじゃん！
と思う方もいるかもしれませんが、そうでもありません。
積み立てNISAでリストアップされている投資信託は
金融庁がチェックして長期投資に向いているいい商品を選んでいます。
売買時の手数料が無料の投資信託しかリストアップされていなかったり、
信託報酬にも上限をつけていて、
インデックスファンドであれば0.5%以下
アクティブファンドであれば1.0%以下と決まっています！
優良なファンドをほとんど網羅しているので、
リストアップされた投資信託で問題ありません。
解約、売却はいつでも可能
よく積み立てNISAは20年間売却することができないと思われていますが、
売るタイミングは自由です！
60歳まで引き出せないiDecoと違って、
お金が必要になった時に売却することができます。
縛りがないという点でも初心者が取り組みやすい内容になっています。
ただし長期積み立てをすることで最大のメリットを得られるので、
なるべく途中で売却せず20年間積み立てるのが理想です。
今回は積み立てNISAについて記事にしました！
次回はiDeco確定拠出年金について記事にしたいと思います。
それでは本日もありがとうございました！
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