資産運用・投資

つみたてNISAとiDeCoどちらから始めればいいか

今日はよくある質問、つみたてNISAとIDeCOどちらから始めればいいか。

というテーマでお話していきたいと思います。

 

 

結論からいうと絶対にこちらから!という順序はありません。

それぞれの投資をする目的や、働き方などで変わってきます。

ただ絶対にこっちというのはないのですが、

まず初心者の方が始めるなら僕であればつみたてNISAをおすすめします。

 

なぜ初心者にはつみたてNISAがいいのか?

まずiDeCoとの比較をしなくてはいけませんが、

初心者の方に向いている理由として

少額から始められる。

ということが大きいと思います。

 

iDeCoの場合は月に5000円からとなっており金額変更も年に1回となっていますが、

つみたてNISAは100円から積立投資をすることが可能で、

投資可能額の40万円を超えなければ投資金額をその都度変えることができます。

 

iDeCoも5000円から始めることができますが、

口座を開設する際に手数料がかかったり、

毎月の手数料もかかり積み立てる掛け金が少額だと手数料が割高になってしまいます。

ですので始めやすさという点では、

つみたてNISAの方が取っ付きやすいのではないかと思います。

 

商品選びにあまり迷わない

つみたてNISAは金融庁がピックアップした積み立て投資に適している投資信託の中から

投資商品を選ぶことになります。

販売手数料が0円で、信託報酬も0.5%以下のインデックスファンド、

アクティブファンドであればば1.0%以下と決まっています!

ですので金融知識が乏しい初心者の方がぼったくり商品を選んでしまうことがありません。

 

ただし注意が必要なのはつみたてNISAアクティブファンドは

手数料が低いものをピックアップしていていますが、

運用実績でインデックスファンドにほとんど勝てないのが現状なので、

初心者の方が選ぶならインデックスファンドを選びましょう。

 

 

逆にIDeCoに関しては、投資信託だけでなく、債権、REIT、定期預金、保険など、

様々な商品を選ぶことができます。

毎月手数料がかかるため定期預金などの利回りの低い商品で運用指定しまうと、

元本割れをしてしまう可能性もありますし、

様々な商品があるので迷ってしまうこともあるかもしれません。

 

それなりの知識が必要になることから、

やはりどちらが取っ付きやすいかと言えばつみたてNISAになるかなと思います。

 

必要な時に引き出しができる

これが初心者の方に勧める一番大きな理由になりますが、

iDeCoは60歳まで引き出せないのに対して、

つみたてNISAはいつでも売却をして引き出しをすることができます。

 

特に20~30代の若い方々はこれから

結婚、出産、子供の進学、家の購入、車の購入など

いくつもライフイベントを迎えることが多いかと思います。

 

iDeCoから先に始めて、急にお金が必要になっても、

iDeCoは60歳まで引き出しができないので、

資産としてはあってもその場面で使うことができません。

これがiDeCoの大きなデメリットになっています。

 

その点つみたてNISAはいつでも引き出すことができるので、

万が一お金が必要になった時には必要な分だけ引き出して使うことができます。

 

ただしつみたてNISAも長期分散つみたて投資をすることで、

後半に複利の力によって資産を大きく増やせる可能性があるが魅力の一つなので、

できる限り途中で引き出して使わず、

20年間積み立て続けるのがベストです!

 

しかしながら、やはり必要な時に資産があるのに引き出せず

首が回らないという状況だけは避けなければいけないので、

まずはつみたてNISAから投資を始めてみることをおすすめしています。

 

老後資金を構築する上ではiDeCoも使わない手はないので、

両方やりたいところですが、

投資にさける資金は人によってそれぞれですので、

まずはつみたてNISAの投資上限40万円分積み立てた上で、

まだ余裕がある場合にはiDeCoで運用して行くのが良いかと思います!

 

次回はiDeCoをオススメするのはどんな人か、

逆にオススメできないのはどんな人か、

いうテーマでお話していきたいと思います!

 

それでは本日もありがとうございました!

 

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