学資保険は必要か?
結論から先に言ってしまうと
完全に不要です!超不要な保険です!笑
学資保険とは?
教育資金の準備法として挙げられる代表商品が学資保険ではないでしょうか?
僕もお客さんから「子どもが産まれたので学資保険に入った方がいいですか?」
と相談される事が多いです。
どんな保険かと言うと、
保険料を払い込み続ける事で子どもが進学するタイミングまでに教育資金のベースを作る事を目的とした貯蓄型の保険です。
また、契約者である親が亡くなった場合にはその後の保険料の支払いが免除になり、その後の学資金や満期保険金は契約通り支払われます。
満期は17歳、18歳、20歳、22歳などがあり、
保険料の払い込み期間は10年、15年、18年などがあります。
納めた保険料総額より受け取れるお金が少ない!?
どう言う事かというと、自分が払い込んだ保険料の総額よりも、将来もらえるお金が少なくなると言うことです。
え!?
って思いませんか?
積み立てた総額よりも受け取れる額が少なくなるなら銀行に預貯金していた方がいいですよね?
なぜそんな事が起こるかというと、
学資保険はその名の通り保険なので、
保障が付いています。
学資保険は貯蓄型の死亡保険ですので、
死亡保障がついていますがさらにそこに特約(オプション)として
子どものための医療保障特約を付けることもできます。
保障部分に保険料が充てられてしまうのでその分受け取れる金額が減ってしまいます。
貯蓄と保障を切り離して考えないとこの様な事が起こってしまいます。
中途解約をすると元本割れするリスク
一定期間(年数)は解約控除があるので、その期間中に解約してしまうと戻ってくるお金が、払い込んだ総額を下回ることがあります。
途中で辞めると損をする融通の利かない商品なのです。
それならやっぱり純粋に銀行口座に積み立てていた方が流動性があります。
保険会社が破綻した場合
保険会社が破綻した場合は契約者保護制度というものがあり、保障が無くなることはないのですが、
学資金や満期保険金などが減額される可能性があるのです。
銀行の場合、もし銀行が破綻したとしてもペイオフという制度があるので1000万までは保障されています。
保険会社はそうそう潰れないだろうと思う方が多いと思いますが、過去には破綻した保険会社が8社あります。
学資保険の満期保険金を受け取るのは18年後。
18年後その保険会社がどうなっているのかは正直分かりませんよね。
学資保険でいくら増えるか
中には支払った保険料よりも多くなる学資保険保険もあります。
実際どの程度増えるでしょうか?
1番返礼率が高いニッセイ学資保険で、
2,100,000-1,984,000=115,920円
となっています。
結構増えるじゃん!と思いましたか?
この保険の年利回りは0.266%になっています。
月の保険料が16,534円とのことですが、
この保険料分を学資保険に払うのではなく、
5%運用したらどうなるでしょう。
10年後には2,567,437円
さらに、学資保険で受け取るのは18歳からなので、
8年間は積み立てず2,567,437円をそのまま5%で運用すると3,826,984円!
学資保険の保険料総額よりも1,842,984円増やせたことになります。
税金がかかりますから
20.315%税金で引かれるとして
1,842,984-374,402=1,468,582円
税金を差し引いても1,468,582円も増やせる事になります。
これを知っても学資保険に加入したいと思いますか?
でも学資保険には保障がついてるじゃないか!
と言う方がいるかと思います。
10年間210万の死亡保障がついているという事なので、
それでしたら学資保険に入らず保険期間10年の定期保険に加入すれば良いのです。
ちなみにあるネット保険でシュミレーションしたところ30歳、保険金500万、保険期間10年で月払い保険料は650円でした。
10年払うと78,000円です。
増えた1,468,582円から78,000円引いても
1,390,582円増えた事になります。
明らかに学資保険にお金を払うより自分で運用した方がいいと思いませんか?
結論、学資保険は不要すぎる保険です。笑
すでに加入してしまった方は解約して投資信託などに解約返戻金を回した方がいいのではないかと考えます。
それでは今日はこの辺で!
本日もありがとうございました!
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